おかやま希望学園

 

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 ◆ 卒業生の近況
・現在、高校での新たな環境に順応するため努力しています。音楽部に入り、放課後はギターの練習に励んでいます。
・高校生活が始まり数か月、無遅刻、無欠席で充実した学校生活です。周囲に振り回されたりで苦労もあります。妥協しながら生活しているところに成長を感じています。

・慣れない環境で大変ですが、学びたかった情報関係の授業、実技など楽しく取り組んでいます。
・片道2時間の道のりを毎日休まずに通っています。学園での経験が生かされています。

                                                    (以上28卒)

 ◆ こんな嬉しい報告も 届きました  

・畑拓郎さん(平成10年のび小卒)
 卒業からかなりの時間が経ちました。念願の仕事を忙しくさせていただいております。なかなか岡山の方へ行く機会もなく月日が経ちました。いつになるか分かりませんが学園を訪問したいと思っています。
 *現在、東京八王子の「GOZO」という靴専門店の職人として「あなただけの最高の一足を」をモットーに活躍されています。

・阪本剛史さん(平成15年希望中卒)
 29年4月、朝日新聞に作品が紹介されました。ご活躍の様子。在学中から絵画に興味があり、独創的な作品を多く描いておられたということです。
*現在は「アトリエインカーブ」で創作活動されています。

                                          (29.7)

 

 

 

◆ 卒業式〜親と子のメッセージ

 

 ■ Aさん 「育ててくれてありがとう」
お母さん、お父さんへ、いままで育ててくれてありがとう。最後の小学校生活1年間をのびのび小学校で暮らせたことは本当に嬉しかったです。
前の学校のお友達とも仲よくできるのはお母さんのおかげです。中学校になってもよろしくお願いします。

Aさん母 「あなたのそばにはいつも両親が」
初めてこの学園に来た時には車から降りることさえできなかったあなたが、この学校に入学することを自分で決めて、この日を迎えることができたことをとてもうれしく思っています。
これから先もつらいことや悲しいことがあると思いますが、あなたのそばにはいつも両親がいることを忘れないでください。

■ Bさん 「友達がいっぱいできました」
のびのび小学校に来て約2年がたちました。友達がいっぱいできました。のびのび小学校で友だちができたのは、お母さんがこの学校を見つけてくれたおかげです。中学校に行ってもがんばります。

Bさん母 「甘えん坊のあなたが」
4年生の時に「僕この学校に行く」と言った時、本当にびっくりしました。甘えん坊のあなたが友だちやいとこと離れて寮生活を選択するなんて、私は考えてなかったことです。大きな決断をしたと思います。
あの頃は、卒業の日を迎えるとは思っていませんでした。本当によく頑張ったね。
いつもお母さん大好きと言ってくれてありがとう。でもね、もし好きな人が現れた時、あまり好き好きというと嫌われちゃうから気をつけてね。

■ Cさん 「お母さんのことが大好きです」
お母さん、この学校へ入学させてくれてありがとうございました。入学する前は友達と関わることが怖くて部屋に閉じこもってばかりいました。
でも入学してからは自然と人と話せるようになりました。そして大好きな友達もできて、心から笑うことが増えました。
今では自分で高校を決め、将来の夢を見つけることができました。お母さんは最初岡山の高校へ行くことに反対していましたね。でも最後は私を応援してくれました。本当にありがとう。
これからも寮生活なのでお母さんの手伝いがあまりできませんが、その分勉強や部活をがんばるので応援よろしくお願いします。いつもは言えないけど、私はお母さんのことが大好きです。

Cさん母 「母がしっかりしていなかったので」
ここに来て1年と5か月。本当によくがんばったと思います。
人とコミュニケーションをとるのが苦手だと言っていますが、昔から親の期待に応えようとしていたのか、幼稚園、小学校ではいつも一人で行って、みんなと仲よくしている姿を見て、親を頼られていないと少し淋しくも思っていました。
母親があまりしっかりしていないので、その分しっかりしていると感じていました。
親の愛情には恵まれていなかったですが、先生や友達にいつも恵まれていて、この学校でもみんなによくしていただいて、あなた自身も本当によく頑張ったと思います。


■ Dさん 「みんなに認めてもらいたくて」
私は小さい頃から家でずっと一人だったことが多かったような気がします。父さんも母さんも姉ちゃんも忙しいのは知っていたけど、正直みんな私に興味が無いのかなあと思ったこともありました。
だから私は皆に認めてもらいたくてテストでいっぱい100点を取ることをがんばっていました。
そして小5の時いろいろあって、私はみんなに本気でぶつかっていきました。でもぶつかり方を間違えていました。ごめんなさい。それからずっとすれ違ったまま過ごすことが増えたと思います。
自分を変えたくて入学した中学校は私には合っていませんでした。でも父さんは、初めからこのことは予想していたようで、この希望中を見つけていましたが、なかなか転学を認められませんでした。
希望中に入学してよかったです。優しい先輩やおもしろい後輩、すばらしい先生方に出会うことができました。おかげで新しい夢も見つけることができました。
次の高校も寮生活ですができるだけ帰るようにします。いままでこんなめんどくさい娘を育ててくれてありがとう。

Dさん父 「奇跡と思います」
まずはごめんなさい。ずっとあなたには悪いことしたなあと思っています。その反省の気持ちを込めて一所懸命学校を探しました。この学校を見つけてよかったと思います。
総合学習で地域の方々に支えられていっぱい体験活動をさせて頂きました。
あなたは元気になりました。力もつきました。自信もつきました。
ここに来て問題にもいっぱい巻きこまれ、あなたも問題を起こしました。
それで先生にずいぶん救って頂きました。ここにいる皆さんにも私は感謝の気持ちでいっぱいです。
あなたはさっき奇跡と言いましたが、私も奇跡と思っています。ずいぶん力をつけましたので、これからあなたは輝くでしょう。

■Eさん 「泣かせてごめんなさい」
母さん、いままでたくさん支えてくれてありがとうございます。中学校に入ってから本当に迷惑をかけました。学校に行かなくなった時何も言わず、考える時間をくれたこと、感謝しています。
希望中学校に入学してからつらいこと、悲しいこと悩んだりしていることがあるたび、泣き叫んだり暴れたりして、何度もお母さんを泣かせてしまって本当にごめんなさい。
私が看護の道に進みたいといった時、高校を探してくれたりオープンスクールにも一緒に行ってくれてありがとうございました。
一番行きたいと思った高校を受験するために引っ越しなどで苦労をかけました。
おかげで集中して受験に臨むことができました。これからは毎日家に帰るのでこれまでよりももっと迷惑をかけることもあると思います。でもお母さんに甘えるしかありません。 これからもよろしくお願いします。

Eさん母 「あなたは自慢の娘です」
ここで今日笑顔で卒業式を迎えられることを本当にうれしく思います。中学校3年間、ここまでの道のり本当に長かったですね。
いっぱい悩んで、いっぱい泣いてどうしようもなくてがんばってもがんばってもぜんぜんうまくいかなくて、もうやり直せないとよく言っていましたが、ちゃんとよくやり直せていると思います。いまも本当にがんばっていると思います。
成長して強くなっている自分を信じてください。これまで費やした時間は無駄ではなかったと思います。
あなたはその分、人の痛みが分かる優しい子になってくれたと思います。
長い人生いろいろなことがあると思いますが、これまで支えていただいた先生、友達、周りの人たちへの感謝を忘れずに一緒にがんばっていきましょう。
いまのそのままの未桜が私は大好きです。自慢の娘です。これからも全力で応援するので、だだ前に、前に歩いていきましょう。

■Fさん 「みんな優しくしてくれてうれしかった」
この学園に見学に来た時、いい学校だなとは思ったんですけど、その頃友達が少なかったので、友達に嫌われるのがすごく怖くて入学することができませんでした。
2月頃に自分で決めて、体験に来て少し後悔しました。いろんな人がすぐに声をかけてくれてすぐに仲よくなれました。そして、入学することができました。
3年間ずっと先生方や友達に迷惑をかけました。3年になるといろんな先輩がいなくなって自分が最上級生になって、最初とても怖くなってほとんど学校に来ることができなくてそれでもみんなはとても優しくしてくれてうれしかったです。とても感謝しています。
母は家にいて、何かあると迎えに来てくれて、すぐに「おかえり」と言ってくれてとてもうれしかったです。
いまここにいない父にも、怖いんですけどいろんなことを教えてくれてとてもうれしいです。

Fさん母 「たくさんの人の支えがあったから」
この学園に来る前、小6のあなたを見送る時に「がんばって」と声をかけた時に、振り向いたあなたが「僕いつもがんばりょうるよ、がんばりょうるように見えん、これ以上何を頑張ったらいいん」そう言ったときに、母さんはあなたを救いたいと思いました。
ここの学校に来ても、こわれた心と崩れた体調がとても心配でしたが、先生方の支えがあって、友達の支えがあって、たくさんの人の支えがあったから、ここまで来れました。
あなたの成長は、皆さんの力があってこそです。
最後に何度も何度も迷惑や心配をかけながら、この学校に3年間通わせて頂いた間、支えてくださった先生方周りの皆さんありがとうございました。皆さんのおかげでここまで来れました。絶対に忘れません。生まれて来てくれてありがとう。

■Gさん 「真っ正面から向き合ってくれてありがとう」
お母さんいつもいつも、僕が悩んでいるときに話を聞いてくれてありがとう。
学校に行けなくなったときに、お母さんは毎日毎日学校に一緒に歩いて行ってくれて、「大丈夫、大丈夫、一緒に頑張ろう。」と言い続けてくれてありがとう。お母さんがもしいなかったら、僕はずっと学校に行けてなかったかもしれません。
お父さん、僕が困っているときに真っ正面から向き合ってくれてありがとう。
この前帰ったときにお父さんに、「こんなだめな息子でごめんね。」と言ったときに、お父さんは「自分の子だから気にしなくていい。ずっと自分の子だ。」と言ってくれてうれしかったです。いつもいつも、迷惑を掛けたけど、いつかお父さん、お母さんを守れる一人前の大人になって、今度はずっとずっと真っすぐに生きていこうと思います。
今は「ありがとうございました。」とは言えないけど、これからもよろしくお願いします。

Gさん父 「お父さん、お母さんはいつも君の見方です」
卒業おめでとう。よく頑張りました。
1年生の9月に入学し、あっという間の2年半でしたね。いろんなことを学び体験させてもらいながら、成長していく姿を見るたびにうれしく思っていました。数え切れないほどの悩みや戸惑いがありましたが、親としてこんなに成長してくれたことに本当に感謝しています。
4月から高校生です。たくさん友達を作って勉強、部活と思いっきり楽しんでください。これからが君の人生の本番です。悔いのないよう自分らしく生きていってください。お父さんもお母さんもいつも君の味方です。そのことは忘れないでください。またいつか一緒にフルマラソンを始めましょう。
息子に関わってくださった先生、地域の方々、本当にありがとうございました。
いろんな人に支えられて今があることを頭に入れて高校生活を楽しんでください。

■ Hさん 「うちは必ずしも裕福でないのに‥‥」
私には謝らなければならないことがあります。自分からやると言い始めたのに、途中で放り投げてしまうことが何度もありました。自分の思いどおりにいかなかったときに、すねてふて腐れてしまうことがありました。
この学校に来るのにも、うちは必ずしも裕福ではないのに、とんでもない迷惑を掛けてしまったと思っています。こんな自分勝手な私を、今まで支えてくれて本当にありがとうございました。
自分勝手なお願いですが、もう少しだけ私のわがままに付き合っていただけたらと思います。高校も寮生活で月1回しか帰って来れません。めったにあなたたちに会えないのですが、3人で仲良くけんかせずに楽しく暮らしてください。

Hさん父 「お父さんは見守るだけです」
突然明日から制服は着ない、私服で学校に行くと言い出して、学校からは拒絶されて、学校に行かなくなりました。それで制服がない学校を探した結果、町内にここの学校があることを知って、ここでお世話になることができました。
君は自分で考えて行動したので、それでよかったと思っています。これからも人生の意味を見つける上で、しがらみにとらわれずに、自分で考えて行動する、そういう性格ですのでこれからも自分でよく考えて行動してください。
親ができることは限られています。お父さんは見守るだけです。自分で考える人生を送ってください。

■ Jさん 「お父さん、お母さんありがとう」
お母さん、入学した頃行きたくないと泣いてごめんなさい。母さんがこの学校を紹介してくれたときは、寮の先生も優しいから頑張ろうかなと思って入学しました。
お母さんいつもご飯を作ってくれてありがとう。送り迎えしてくれてありがとう。
お父さんありがとう。マラソンをする前に、走り方を教えてくれたり、呼吸の仕方を教えてくれました。駅へ迎えに来てくれました。魚釣りや会社にも連れて行ってくれました。
4月から高校生になりますけどよろしくお願いします。

Jさん母 「あなたは、神様から頂いたプレゼント」
とうとう希望学園を卒業する日が来てしまいました。
あなたは生後3週間目に昏睡状態で入院しました。2回の輸血をしても元には戻りませんでした。 お母さんは 暗い廊下で一人お願いをしました。どうか連れて行かないでください。呼吸器を付けてでもそばにいてほしかった。あのときからの時間はすべておまけだと思い、神様から頂いたプレゼントを大事に大事にしようと思いました。
あなたにとってどこが一番いいのか考えて、おかやま希望学園を選びました。あなたにとってはつらくてつらくて寂しくて、お母さんを恨んだときもあったと思います。泣き叫ぶあなたを無理やり車に押し込んで、お父さんに学園に送ってもらったときのあなたの顔をお母さんは忘れません。でも乗り越えることも分かっていました。
毎週月曜日振り返りもせず、駅の改札を抜けてホームに上がって行くあなたの背中も忘れません。
あなたは今までいろんな人に出会って、かわいがってもらってここまでやって来れました。これからは人に感謝のできる人になってください。人の役に立てる人になってください。
今まではお母さんの後ろを付いて来てもらいました。これからはあなたの後ろをそっと付いて行きたいと思います。
希望学園の先生方、いつもいつも私たち親子の長い話を聞いてくださりありがとうございました。ここに来るのがとても楽しみでした。先生方とお話をするのがとても楽しみでした。それは私の自信になりました。希望学園が大好きでした。ありがとうございました。
来賓の皆様、地域の皆様、子どもたちをいつも見守ってくださりありがとうございました。

■ Kさん 「入学して変われるなら」
最初は私はこの学園に入学したくありませんでした。でも、母や父に「入学したら絶対に変われる。」と言われ、変われるのなら入ってみようかなと思って入学しました。最初はみんなとなじめず、一人でいることが多かったです。でも、だんだんと心が開けていくようになりました。
これまでできなかった筋トレや体育ができるようになりました。この学校に入ってたくさんのことが学べたし、たくさん変われたと思います。
新しい生活や友達や先生との2年間は、すべて両親のおかげです。今まで私を支えてくれてありがとうございました。

Kさん父 「あなたのおかげで絆が強くなりました」
本当に心からおめでとうと言える日が来るのかなと、思っていました。大きな力を貸してくださった先生方本当にありがとうございました。そして、うちの子に声を掛けてくださって、友達になってくださった生徒さん、一人ひとりにありがとうございました。
皆さんがこの子を変える手助けをしてくださったと思います。本当にありがとうございました。
小学校5年生のときに学校へ行けなくなって、その頃からどうしていいか分からなくなって、我々両親、親戚もいろいろと考えさせられました。
去年の夏ようやくこの学校に来れて、改めていい学校だと知ることになって、今現在があるわけですが、いろいろこれまで長い人生ありましたけど、あなたが我々両親にしてくれたことは実は意味があるんだろうなと思いました。その意味というのは、一番の大きなことはあなたが不登校ということになったことで、家族全員があなたの将来に向かっての話を、時間は掛かりましたが真剣に考えるようになりました。
まだ終わったわけではないですが、絆が強くなりました。あなたのおかげです。
これから高校に行くわけですが、たぶん将来の目標がもっとはっきりしてくるんだろうと思います。
お父さん、お母さんも一緒にあなたが立派な大人になっていくよう支えていきます。

(29.3)

 

 

        「早寝 早起き 朝ごはん」

                           文部科学大臣表彰受賞 !

   学園では、平成7年の創立以来、次の「三つの習慣」を学園の理念(合い言葉)として大切にしてきました。
・「早寝 早起き 朝ごはん」
・「あいさつ 返事 はきもの整理」
・「読み 書き 計算 夢づくり」
  今回は、この中の「早寝 早起き朝ごはん」運動での受賞でした。
受賞の理由として、継続して取り組んでいること、その間、子どもたちの生活リズム、学ぶ意欲の向上が図られていることなどが評価されました。

 創立以来、約400名の児童生徒の日々の努力と、支え続けてくださった保護者の皆様への「賞」であると思います。

これを機に、学園創立の原点に立ち返り、「三つの習慣」が子どもたちの身につき、自立(律)に向かうよう学園と家庭がいっそう連携を密にしていきたいと思います。

                                                                                                      (27.4)

                

 

 「新しい生活をスタートさせたい。」

 

   この2学期は、新たに11名の仲間を迎えました。
   体験入学の面接では、「どうして今の学校に行け(か)なくなったと思う?」と質問します。
   思い出すと辛くなり、泣き出す子もいましたが、ほとんどの子が自分の経験を話してくれました。

                                                                                                                         

  A君との面接です。
「前の学校では、教室がざわついていて、先生の声が聞き取れない。動作がのろいからか、あっちへ行けとか、こっちを見るな、など言われる。
この頃はけられたり、殴られたりもしている。避けられることもある。」

   面接後の作文には、次のように書きました。
みんなとてもやさしくて、授業は静かでとてもよかったです。大変だったのは、食事と早起きです。でも早起きして散歩をすると気持ちよかったです。
大変なこともありますが、この学校で新しくスタートしていこうと思います。

 

  A君の保護者の感想です。
   入学が決まり、よかったと安堵する一方、子離れをしないといけないさみしさもあり、複雑な心境でしたが、本人は「大変かもしれないけどがんばれる!」
と言ってくれました。
   乗馬、スケート、訪問など楽しかったようで、妹たちがうらやましがっていました。親も「がんばらなくては」と思っています。
                                      ◆

  

   理由はさまざまですが、どの子も、安心して自分を表現できること、生き生きと学べること、友だちと仲よくできることなどを願って入学を決意します。

   特に、A君たちのように、いじめや暴力行為によって傷つくことが学園では決してあってはならないと、新しい仲間を迎えるたびに私たちは気持ちを引き締めています。

                                       (イラストは、イラストクラブ作品)

 

                                          (26.12)

 
   「笑顔で迎え、笑顔で見送ろう」 
 〜帰省・登校のリズムを通して〜

 

  これは学園の「5つの誓い」(教職員心得)の一つです。
おかやま希望学園は、全寮制であるために他の学校にはない特色があります。その一つが、毎週繰り返される「帰省と登校」です。
   金曜日には一斉の帰りの会のあと、教職員に見送られて岡山駅に向かい、それぞれバスや電車で家路につきます。 いよいよ家に着くと・・・

▼今日も駅まで迎えに行ったら、にこっと笑って元気に帰ってきました。
▼今日も笑顔で帰ってきました。今まで困難から目を背けることが多かったので、マラソン大会に向けて,痛みや苦しみを乗り越える力をつけてくれているようでうれしいです。
▼帰省の日は体調不良で寝込んいたところ、「調子悪いん?寝とけよ」と声をかけてくれ、お茶を入れてくれました。                                                                                     
▼月曜日の朝は、「学校に行ってくれるかな?」とドキドキしていましたがそんな不安もなくなりました。▼以前に比べ、学校の話をよくしてくれます。家庭が心が安らげる場所となっているかどうか不安ですが、ゆったりと過ごせるよう努力したいと思います。

  新たな出発を決意して入学した子どもたちは、頑張るほどにストレスもためます。少人数ならではのよさと同時に、濃い人間関係のしんどさにも直面します。それだけに、帰省を楽しみにし、聞いてほしい話をいっぱい持ち帰ります。
    聞いてもらうことで、ストレスはエネルギーに変わります。しっかりと受けとめてほしいものです。我が子の小さな変化にも気づくことが、本人の喜び、大きな成長につながります。
   学校と家庭が、ともに子どもたちにとってかけがえのない居場所となるよう、笑顔で迎え、笑顔で見送りたいものです。

   (イラストは、イラストクラブ作品)                                   (26.12.20)

 
 

  「私も、南極に行きたい!ペンギンに会いたい!」          

        第2回 出前授業 「南極クラス」

 10月8日、昨年に続いて今年も、「南極クラス」を開催していただきました。
井熊英治隊員と新たに中山宣彦隊員の二人の講師による出前授業でした。
  子どもたちは、南極のきびしい自然、美しい風景、厳しい寒さの中での不思議な現象、そして何よりも、生き生きと語ってくださる講師の姿に感動の連続でした。それぞれの児童生徒の「夢づくり」に大いに役立ったのではないかと思います。
  おかやま希望学園で2度も開催していただき感謝の気持ちでい っぱいです。
開催のために支援いただいた、岡山県学生協、ミサワホーム(株)、国立極地研究所の皆様に心からお礼申し上げたいと思います。

  ■いくまさん、なかやまさんへ 

  ぺんぎんがかわいかったです。ぺんぎんのいろがすごかったです。

  こおりがぱちぱちしてすごかったです。

  なんきょくのこおりでかきごおりをつくってすごいなとおもいました。                                                             (小 1)

今日はありがとうございました。ぼくが一番いんしょうにのこったのは、本物の南極できるようふくを初めてきたことです。かきごおりの上にいるのがうらやましいです。

 南極のこおりをかじったことがありますか。アザラシを見たことがありますか。

 また教えてください。                                             (小 3)

 

一番いんしょうにのこっているのは、動画で見たペンギンのけんかの様子です。「かわいい」とも思いながら、ペンギンもけんかをするんだなとと思いました。 

 前回ペンギンに殴られると骨折する、と聞いて「ペンギンってこわいのか」と思いましたが、かわいい動画を見ていると、そんな思いは吹き飛びました。

 私も南極に行ってペンギンに会いたいなと思いました。

 それと、南極へ行く途中の海がすごくきれいでした。真っ青な海でした。

 アホウドリの羽の長さがはしからはしまでで3メートルもあることにびっくりしました。

 最後に配られた氷はパチパチと音が鳴っていました。それに水を入れるともっとパチパチと音がしていました。

 船が50°かたむいてもぜんぜん大丈夫っていうことも言っていましたが、私は「あっ、これは絶対ふなよいをするな」と思いました。

 わたしも南極に行きたくなりました。ペンギンやアホウドリに会いたいです。蛙のが45日間もかかるなんて、私は「鵜そっ」と思いましたが、やっぱり行ってみたいです。(寒いのはにがてですが)

 今回もいくまさん、なかやまさん本当にありがとうございました。

 もっともっと南極のことが知りたくなりました。私は今年で卒業ですが、自分で時間があったら調べてみたいです。                                                      (小 6)

 

今日は南極についていろいろと教えていただき有り難うございました。

 私が印象に残ったのはオーロラです。オーロラはあまり詳しくなく調べたこともなかったので、知ることができてよかったです。

 写真をつなぎ合わせたのを見た時はとても感動しました。

 アホウドリの別名が「アルバトルス」ということも初めて知ったし、羽を広げた時 の全長が3メートルということにもびっくりしました。そしてもう一つ、1日に移動できる距離が900qということにも驚きました。

 2万年前の氷を見せてもらった時にはパチパチと音がなっていたのに感動しました。

 最後のエピソードも、最初は少し下品でしたが、とても面白かったです。

来年も楽しみにしています。                                          (中 1)

 

南極クラスは2回目でした。なので、始まる前は同じ話を聞くのかなと思っていました。

 でも今日は今日で、新しいエピソードや裏話が聞けて面白かったです。

 いろんな職業の人が、いろんなところから来ていて、みんなで力を合わせて作業をすること、そして、私のイメージでは、かたい職業だと思っていた人たちがふざけていたりすることが、すごく意外で面白かったです。

 今までの南極のイメージは、ただ寒くていろんな観測をして楽しそうではないと思っていました。でも、いろんな写真を見せてもらって、とても温かく、たまには遊んで、楽しい場なんだなと知りました。私も大人になって、もし機会があったら行ってみたいと思いました。

 you tubeでまた調べてみたいと思いました。

 あと、しょうげき的だったのはペンギンのけんかです。見ていてかわいいなと思いました。でもこれも、科学者や専門家から見たら違った見方があるのかなと思いました。

 今日はありがとうございました。                                      (中 2)

 

アホウドリ先生へ。

 砕氷船の話が面白かったです。「砕氷」と書いてありますが、本当に氷を砕いて進んでいくとは思わなかったです。とても長い時間船の中にいるのに波が高くてピッチやロールが激しくても「よくこの中で生活できるな」とびっくりしました。

 ブリザードの中や風速30メートル以上の中を歩くというのはどんなものなんでしょうか。休憩時間に風速60メートルを体験してみましたが、この風でしかも寒くて吹雪いているって、想像するだけでおそろしいです。

 南極グマ先生へ。

 ペンギンの話がとても面白かったです。実物大のペンギンやアホウドリを見ると、とても大きくてしかも、ペンギンが足を折りたたんで生活しているなんて、足を伸ばしたペンギンはどれだけ大きいんでしょう。                                                   ペンギンと大きさ比べ

 コウテイペンギンの頭のGPSがこわれてしまうとということは、死ぬことと同じことなんですね。少しかわいそうです。

 先生はいつもいたずらばかり考えているんですか。立ちションの話がとても面白かったです。また、南極に行く時はまたぜひ面白いいたずらを考えてください。

 今日は本当にありがとうございました。                                (中 3)

 

 

 南極大陸のドーム

 「南極にいるみたい!」

                                                  (26.10.15)

                 

 

           

    声援ありがとうございました。   

           〜笑顔いっぱい  感動いっぱいの運動会!

 

 さわやかな秋空に恵まれ、多くのお客様に見守られて子どもたちは練習以上の力を発揮することができました。 さまざまな理由や事情でこれまで運動会などの行事に参加できなかった人も、先生や仲間の支援によって、自分に打ち克つことができました。 人前で走ることに抵抗があった人も、全力で走る姿を見せました。 「運動会」が、自分の中の何かを乗りこえるきっかけになったとしたら、これほど嬉しいことはありません。

                            

 「ソーランのテストでは、自分のグループがなかなか合格できなくて、泣く人や怒号を飛ばす人もいた。精いっぱいがんばって、合格した時は、うれしさのあまり嗚咽する人もいた。 その人を讃えた時、自分までうれしくなるのを感じた。幸せの鐘なんて皮肉めいているが、あながち間違っていないなって内心思った。だって、鐘の鳴る先に本当の幸せになれる瞬間があるのだから。」

                                                                (中男)

 「運動会当日、入退場門に並んだ瞬間にとても緊張してきました。開会式が始まると,家族が笑顔で見ていてくれたので嬉しかったです。 ソーラン節では本番が始まると、構えの時点でちゃんと踊れるか不安になりましたが、お父さんが見てくれていると思うと頑張れて、一カ所も間違えずに踊ることができました。 お母さんや妹たちや先生達が「すごいよかったよ、お父さんにも喜んでもらえたね。」と言ってくれて私も「お父さんに喜んでもらえたな。嬉しいな。」と思いました。

                                                         (中女)

 「入学して初めての運動会、感動しました。とても温かい運動会でした。息子はリレーに二回も出て重い体でがんばっていました。中学生の「希望中ソーラン」はすばらしく、あんな風に踊れる中学生になってくれたらいいなと思いました。                                                                              (小保護者)

    

  「学園での初めての運動会、親子共々ドキドキしながら迎えまし   た。待ちに待った「やとさ踊り」では、まさか隣で一緒に踊るとは思っ ていなかったので嬉しかったです。隣で手足の順番を教えてくれました。 「ソーラン」も威勢や迫力があり、しかも二度も見ることができ感激しました。 一生懸命に生き生きと踊っているのを見て、「がんばれ、がんばれ」と心の中で応援しておりました。」                                                         (中保護者)

                                                                                                                                                                            

 

 

 

                                                                                                                                                                                                                        (26.9.20)

 

   今年も頂上を征服しました!

         〜吉備中央町「富士登山チャレンジ」〜

      
吉備中央町では毎年、町内の小学6年生が富士登山に挑戦し、今年で25回目になります。
おかやま希望学園のびのび小学校は、5年前から「チャレンジ 隊」に加えていただいています。今年参加した5名は、全員がてっぺんに立 ち、達成感と自信を得ることができま した。
帰りのバスでは、お互いに帽子にサインを交換し、それぞれびっしりとコメントが書いてありました。

・となりの席でいっぱい話ができたね。
・おもしろくて話しやすかったよ。
・あきらめず、やりとおすねばり強さはすば  らしかったね。
・苦しくなって、遅れたけど頂上まで行けてよ  かったね。

◇ 
また、バスの中では、みんな感想を発表し合いました。その中で本学園の児童が次のような感想を発表しました。
「今思っていることは、このバスがもう少し遅く動いてほしいです。やっとみんなに会えたのに、また別れ別れになってしまいます。今までは「さようなら」と言っていたけど、今回は「またね」と言いたい気持ちです。
今書いてくれた帽子に、「忘れないよ」と書いてあって、こういうことを書いてくれる人がいるんだと、すごくうれしいなと思っています。」

 

 富士登山が、このような心を育てて いることに驚くとともに、吉備中央町のご厚意に改めて感謝申しあげたいと思います。

                                                                                                                      (26.8.25)

 

 感動をありがとうございました!

                   〜木下大サーカス岡山公演〜

 

  世界3大サーカスの一つといわれている「木下サーカス岡山公演」に、本学園役員の高柳光成氏と木下唯志社長のご厚意で子どもたち全員を招待してくださいました。

 1902年の創立以来112周年という長い歴史を持つ「木下サーカス」の迫力と魅力を子どもたちは堪能しました。

 

■木下大サーカスのみなさん、サーカスにしょうたいし

て下さりありがとうございました。どのえんぎもすごかっ

たけど、中でもオートバイが3台同時にグルグル回って

いたのがすごかったです。

 ほかには、ピエロがほうちょうを持って魚を追いかけていたら、魚に追いかけられたのがおもしろかったです。 本当にありがとうございました。 (小3)

 

■私がすごいと思ったパフォーマンスは、「ジャグリングショー」です。一人のピエロがマラカスのようなものをお手玉みたいに投げて、取って、投げて、取ってを繰り返している時に、もう一人のピエロがうまく取ってそれを繰り返していたので「すごい!」「おもしろい!」と思いました。 (小6

 

■私が感動したのは空中ブランコです。オカピーという人はネットに落ちたけど、ほかのむずかしい技をした人が、落ちそうだった時にはとてもドキドキしました。

 バイクの演技は真ん中の人が危なそうでしたが無事にせいこうしてほっとしました。

 また4年後の木下サーカスを楽しみにしています。 (小5)

 

■すてきなサーカスを見せていただきありがとうございました。とても迫力があって楽しかったです。特に「ホワイトライオンショー」です。何度もライオンが威嚇しているように見えて怖かったけどとても感動的でした。

 大車輪のパフォーマンスは、すごくドキドキしました。車輪の上で縄跳びを始めた時怖くてびっくりしました。団員のみなさんはたくさん練習しているからあんなにきれいに、感動的にできるんだと思いました。

 4年に一回ってとてもさみしいですが、また岡山である時には絶対に行きたいと思います。

 楽しいサーカス本当にありがとうございました。 (中3)

 

■一番楽しみにしていたオートバイショーがすごくよかったです。小さい頃に一度見たことがありましたが、今回また見たいなと、楽しみに思っていたのでよかったです。円の中を最大3人がバイクで走るのや、クロスしたりしてぶつからずに事故なく走っていたのがとてもすごかったですし、すれすれの距離を走っているのにぶつからないのが不思議でした。

 私はバイクが好きなので、競技用のスズキのたぶん「RM85」のバイクはかっこよかったです。バイクに乗っている人もかっこよかったです。また見たいです。 (中2)

 

ご卒業おめでとう!

 小学生3名、中学生9名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。それぞれが選択した志望校に見事全員が合格を果たしました。
合格通知をもらった時のうれしい顔、引き締まった顔、思わずガッツポーズ、握手とさまざまに喜びを表しました。本当におめでとう。それぞれの進路での活躍と、充実した高校生活を送ってくれるよう期待しています。
保護者の皆様ご卒業、そして合格、本当におめでとうございます。言葉では言い尽くせない喜び、感慨が「連絡帳」からも伝わってきます。

 

<連絡帳から>
■「連絡帳」は、私たちの成長のしるしであり、アルバムでもあります。大変な時もありましたが、  楽しそうに登校する娘を見て、この学校に出会えて本当によかったと思います。 (S)

 ■「この学校ならいけるかも」と入学して5年。いろんな波はありましたが、毎週帰るたびに心が  元気になっているのが分かりました。私達親子にとって、学園は「第二のふるさと」です。 (M)

■ずっとこうして「連絡帳」に書いていたい。ずっとずっとできるなら希望学園の生徒でいたい。                                                              (N)

 ■ファイル(連絡帳)がずいぶん重くなり、この重さが喜びと悲しみと、感謝と安心。息子の生 活すべてを表現した重さかとも思います。                         (Y)                    

              

 

 年度末の慌ただしい時期に、このように温かい、思いにあふれたすばらしいメッセージに接し、職員みんなの疲れが吹き飛ぶ思いでした。

                                                (26.3.21)

受賞おめでとう! 

◎「十字屋環境絵画コンクール」

     吉備高原のびのび小学校 「優秀賞」受賞 (平成26年1月25日)

 株式会社十字屋さん(真庭市下河内 牧生夫代表取締役)が毎年実施している環境絵画コンクールに、のびのび小学校は、「のびのび小のビオトープ」という共同作品を応募しました

 池の中にいる生き物たちを生き生きと描き、それをのぞき込んでいる子どもたちの様子を描いています。

 受賞した作品は今、のびのびホールに掲示していますので、機会があったらご覧ください。

 

 

 

 

◎「ぱっちり!モグモグ」生活リズム向上優良活動表彰

     おかやま希望学園 「優秀賞」 受賞(平成26年2月13日) 

 

  岡山県教育委員会が、子どもたちの生活リズムの改善、定着を重要な課題として実施している事業です。学園では、「早寝、早起き、朝ごはん」を合い言葉として大切にしています。

 朝6時起床から始まる生活習慣の取り組みや、学校と家庭が連絡帳などを通して、ともに子どもたちの成長を見守る取り組みが認められ「優秀賞」をいただきました。

 

 おかやま希望学園で、生活を共にしながら学ぶ子どもたちの姿を伝えたい、という思いから応募したものです。

  2月13日には盛大な表彰式があり、竹井岡山県教育長から賞状と参加賞をいただきました。学園にとっても、子どもたちにとっても大いに励みになる受賞でした。

 

◎第8回「いのちと献血俳句コンテスト」

   吉備高原希望中学校 「団体賞」 受賞(平成26年2月23日)

 

  日本赤十字社主催の「いのち」をテーマにしたコンテストに応募し、希望中が「団体賞」に選ばれました。 
審査委員長の黛まどかさん(俳人)は、「俳句はいのちへの挨拶、他者のいのち、未来の自分への挨拶です。この一瞬、今、ここ、我を刻むことになります。皆さんの生きた証です。」と話されています。
希望中生徒の作品のいくつかを紹介します。

 

        父親の 大きな心 夏の海
託された 私の命 咲きほこる
ばあちゃんの 愛情たっぷり  大根煮
シャボン玉  ぼくの背中を  こえてゆけ
あの人が  編んだ手袋  あったかい
寒い冬 ほっぺが赤い 君が好き
マラソンは  友だちいるから  走りきる

 

 思春期まっただ中のみずみずしい感性が、それぞれの”今”を表現していて、まぶしいほどです。

                                             (26.2.19)  

新年おめでとうございます。

 平成26年1月5日、おだやかな陽ざしのなか、恒例の「新春お餅つき」で3学期がスタートしました。お昼には、きなこ餅、あんこ餅にしてみんなで新年を祝いました。
 始業式では、学園長がうま年にちなんだことわざのいくつかを紹介しました。その中の一つに、
「万事塞翁が馬」がありました。とても示唆に富んだ、元気の出ることわざではないかと、改めて思います。

 大切な馬に逃げられた老人が、「残念だけれども、このことは何か良いことをもたらしてくれるにちがいない」と、周りのものをあきれさせました。すると、その後この馬は、何頭もの駿馬をつれて戻ってきて、今度は周りを驚かせたという言い伝えです。
 「トラブルこそ、成長のチャンス」にも通じる格言ではないかと思います。
 さまざまな苦労や悩みなどから、この学園に集い合った仲間たちだからこそ、何物にも代えがたい人生の「たからもの」が準備されているとも思うのです。

 皆様、ことしもよろしくお願いします。
                                                                            (26.1.10)

 

 

 

 

 

県教委との連携事業「宿泊体験学習」が終了 

 岡山県教育委員会との共催による年3回(5月、8月、10月)の「宿泊体験学習」を合計約60名(学園を含む)の参加により、無事終えることができました。

 岡山乗馬倶楽部、加茂川ホリデイフォレスター、国立吉備青少年自然の家の皆様方をはじめ、学園支援ボランティアの皆様のご協力によって、参加者に寄り添った豊富なプログラムを工夫することができました。

 初日は不安と緊張でいっぱいだった子どもたちが、時間がたつにつれて表情が和らぎ笑顔が見られるようになりました。

 終了後の感想文を紹介します。

 

 「顔合わせの時にMさんが話しかけてくれてうれしかったです。すぐに仲よくなれました。Aさんはおとなしくて仲よくなれるか不安でしたが、意外と気があってよかったです。

 乗馬は楽しかったし、木工体験ではいすをつくりました。妹にもつくってあげたかったけど、つくれなくて残念でした。

 授業体験では、トランペットをていねいに教えてくれて音が出るようになってうれしかったです。次にも参加してトランペットをしたいです。勉強ももっともっとしてみたいです。」   (中2女子)

 

 参加した子どもたちは、テレビやゲーム、携帯などからすっかり離れて「学園の生活リズム」で過ごしました。多くの子どもたちが「楽しかった,また参加したい」と話してくれました。「しんどかったけど、自分の中で何かが変わった。」という子もいました。このような感想をたくさん聞くことができ、とてもうれしく思います。

 これからも、自然いっぱい、笑顔いっぱい、感動いっぱい”の学園をいっそう目指したいと思います。

                

  岡山乗馬倶楽部で「乗馬体験」           加茂川ホリデイフォレスターで「木工体験」 

                            

                                      

                吉備青少年自然の家で「ツリーイング」                                         

                                             (2510.30)

一枚の絵〜「学園の宝物」として大切にします。

   平成25年度がスタートしてまもなくのことでした。赤磐市の末籐守さんという方が学園を訪ねてくださいました。
「この絵をおかやま希望学園においてもらえませんか、私が持っているよりは多くの人に見てもらいたいのです。彼のことを知ってほしいのです。私はこの学園の子どもたちに見てほしいのです。」と、真剣に話してくださいました。

   作者の井上忠さんは末籐さんの友人で、岡山県立津山工業高校2年の時、運動会の騎馬戦で落下、頸椎を脱きゅうし四肢まひ、寝たきりの生活になった方だということを話してくださいました。
   ベッドに寝たままの井上さんは、はじめは絵筆を指にはさんで、そのうち口にくわえて絵を描きはじめました。
「この絵は丸などの複雑な線なども描けるようになった頃の作品です。その一枚を私にくれたんです。絵一筋に生きてきた彼が最後に描いた絵は、北海道の空港に飾られていると聞いています。」など、親友への思いを語ってくださいました。

このように貴重な、魂のこもった絵を、私たちの学園に寄贈していただいたこと、そして子どもたちの「夢作り」のお手伝いをしていただいたことに心より感謝したいと思います。
多くの人に惜しまれながら、井上さんは平成17年60歳で逝去されたということです。

(25.5.10)